理事長所信greeting

本年度スローガンslogan

ご挨拶greeting

第62代理事長

馬渡 升太

一般社団法人小野田青年会議所は日本で251番目の青年会議所として歩みを始め、2023年で創立60周年を迎えました。

創立から今日に至るまで、「奉仕」「修練」「友情」の三信条のもと、諸先輩方から我がまち山陽小野田で「明るい豊かな社会」の実現をめざし運動を展開してこられました。

この積み重ねられた運動の数々は熱い想いから生まれた素晴らしい伝統です。

この伝統を胸に未来に繋げるため2024年度、新たな一歩を踏み出します。

また近年発生している豪雨災害や新型コロナウイルスの影響、さらには物価の高騰など私たちの日常は数年で急激に変化しました。

しかしこの様な不安定な時代だからこそ、我々小野田青年会議所が“影響力”のある組織となり、この先も地域・組織共に“持続可能”なものとなるため、時代の変化に挑みながら現役会員同士が手を取り合って、力を合わせ明るい豊かな社会を築くべく積極的に活動してまいります。

基本理念

一歩を踏み出す勇気と高い志で常に挑戦し続ける

2024年度スローガン
一歩
~始まりは小さな一歩から~


基本方針

  1. アクションを起こさなければリアクションは返ってこない
  2. 地域の魅力を最大限活かした地域ブランディング
  3. 個性を活かした組織力の強化・会員間の交流
  4. WEB広報を活かした積極的な情報発信
  5. ONE FOR ALL ALL FOR ONE

アクションを起こさなければリアクションは返ってこないfirst

「アクションを起こさなければリアクションは返ってこない」私の人生において大切にしている言葉の一つで、行動しないと何も始まらないという意味をもちます。

何か行動を起こすとき悩んでしまい前に進めないという人は多いのではないでしょうか。

人間は本能的に変化を嫌う生物です。

次々に状況が変わっていくことにアレルギー反応が起きることは普通なことです。

しかし、安定や現状維持は成長を妨げます。

変化に対応するために失敗を恐れず果敢にチャレンジすることが大切です。

何もしない失敗からは学びが無いですが、何かをして失敗したときには、大きな成果や成長があります。

初めてのことに着手する時、特に最初の一歩を踏み出すことには非常に勇気がいることです。

一歩を踏み出すと何かが変わります。

見えてくる景色が変わります。

自分の力では解決できないような悩みもありますが、自分ではどうしようもないことであれば、むやみに悩んでもしかたがありません。

そのようなときは、我々には多くの仲間がいます。

共通の目的や問題意識を持ち背中を押してくれる仲間がいます。

思う存分に頼り、力を合わせればどんな困難も乗り越えていけると確信しております。

一つの些細な行動が大きな変化を生みだします。

一年間、皆様と共に果敢に挑戦し一歩一歩、常に前向きに歩みを止めずチャレンジし続けていきたいと思います。

地域の魅力を最大限活かした地域ブランディングsecond

山陽小野田市には多くの地域資源がありますが、それ独自で日本中に知られまた観光客を強く誘致するようなブランディングは成功していません。

この地域のまちづくりにおいて は、「〇〇のまち」というように、何か一つを取り上げて一点集中でプロデュースしていく力強い動きが求められています。

この地域の誇れる魅力を考えたときに、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「豊かな自然」なのではないかと思います。

たとえば多くのゴルフ場や公園、きららビーチ焼野といった自然豊かな環境とそこから生まれる地域資源 は私たちの住み暮らす地域の魅力であり誇りです。

この魅力を活かし、山陽小野田市をつなぐ横断的なシステムを作ることができれば、それは地域住民にとっても、また観光客にとっても、山陽小野田市を堪能していただける絶好のツールとなり、全体の活性化につなげていくことができます。

まちづくりという一朝一夕には成しえない大義をなすにあたっての私たちの役割、そのイメージはまさにトリガーです。

私たちが行うことは、まずは誰よりもテーマとする地域資源について学ぶこと。

とことん学び、誰よりも魅力を知り、実感することです。

その上で、同様の魅力を持つ地域との差異、ブランディングしていくための新たな視点、取り上げることによる地域への波及効果などを十分検討し、施策を構築し、その施策を地域の行政、住民、各種団体・企業に提案し、賛同者をつなげ、共に実現し、そして引き継いでいく。

単年度制の組織であることの限界を越え、地域への定着まで見据えて動いていくことが必要であると考えています。

地域の良いものを戦略的に取り上げて発信することで、興味をわかせ、話題を作り、人 をこの地域に呼び寄せる。

そのようにしてこの地域を、地域の誇りとにぎわいに溢れる地域へと昇華させるべく取り組んでまいりたいと考えます。

個性を生かした組織力の強化・会員間の交流third

青年会議所とは青年経済人を主体とした集まりです。

多様な業種の会員が集うこの組織において、人それぞれ個性があり、考えが違うのは当然です。

今後の運動をより強く、より大きく展開するためにも、会員の交流を深め、絆を更に深めていく必要があります。

そのためにはより活発な意見交換をしていかなければなりません。

様々な会議の場で時には衝突することもあるでしょう。

しかし、青年会議所においての意見とは相手にとってより良い変化を生み出すことを目的としています。

意見することに臆せず、仲間と熱い議論を交わし、お互い切磋琢磨しながら成長できる関係を築くことが必要です。

そして、信頼関係や絆の深まりは組織の活性化につながり小野田青年会議所の運動を更に押し上げる原動力になると信じています。

WEB広報を活かした積極的な情報発信fourth

より多くの人に青年会議所運動を知ってもらい、共感を得ることでより良い運動発信ができると私は考えます。

そのための重要な役割を担うのが広報活動です。

近年の SNS の普及によりいつどこにいても情報を発信することができるようになった一方、受け取る側は膨大な情報の中から自分の興味のあるもの、共感できるものを選択するようになっています。

小野田青年会議所でも近年、HPやInstagram を活用した広報活動を行っていますが、今後より一層、受け取る側を意識していく必要があると考えます。

また、多様化した伝達方法には私たちをこれまで以上に知っていただく余地がまだ残されていると感じます。

様々なツールを使い、果敢に挑戦し私たちの住み暮らすまちに寄り添った広報活動を進めたいと考えております。

より効果的な方法を求めて挑戦していくことで今まで以上に多くの人へ青年会議所の魅力を届けることが可能となり、ひいては小野田青年会議所のブランディングへとつながっていきます。

一人でも多くの市民に魅力ある団体であると感じていただき、信頼を高められるような組織としての広報活動を図りたいと考えます。

ONE FOR ALL ALL FOR ONEfifth

本年度、小野田青年会議所は山口ブロック協議会、山口大会を主管いたします。

山口大会は山口県内全ての青年会議所メンバーが終結し青年会議所の存在価値を確認し、結束を誓い合う場であり、主管地である小野田のまちの魅力を最大限に発信する絶好の機会となります。

社会情勢が変化する中だからこそ地域の持続的発展が求められています。

山口大会の開催に向け、青年らしい発想力と挑戦をする能動的な行動力により、メンバー一人ひとりが成長し、組織力が向上することで、小野田青年会議所のさらなる発展へとつながります。

地域の魅力を最大限に発揮し、志を同じとする仲間のために、小野田青年会議所らしい山口大会を実現し、誰もが輝く持続可能な社会を目指してまいりましょう。

また山口大会は他LOMの仲間たちを巻き込み小野田青年会議所全体で取り組む事が非常に重要となります。

ONE FOR ALL ALL FOR ONEの精神を持ってチーム全体で協力し合い取り組みたいと思います。

結びにfinaly

1962年に創立された小野田青年会議所は、新たな時代に向けた歩みを一歩ずつ進んでいこうとしています。

歴史に刻まれた先輩諸兄の想いを紡ぎ、コロナ禍で生まれた新しい常識での活動や運動を構築して、新しい未来を切り開き全力で突き進んでいく必要があります。

一般社団法人 小野田青年会議所 第62代理事長として、小野田青年会議所がこのまちに最大限の価値を発揮できますよう精一杯の力で運動を展開してまいります。

先輩諸兄並びに会員の皆様のご理解とご支援を賜りますよう心から宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人 小野田青年会議所

馬渡 升太