新規会員募集中

理事長所信greeting

本年度スローガンslogan

ご挨拶greeting

第63代理事長

藤田 征人

昨今の世界に目を向けてみますと未だに収束のめどが立たないロシアによるウクライナの進行や緊迫した中東情勢など、 我が国を取り巻く情勢は混迷を深めるとともに日々大きく変化しています。

そのような状況を背景に、世界のエネルギーの安定供給やエネルギーコストの面で、世界各国に大きな影響を与えることとなりました。

特に資源を持たない日本においてその影響は顕著であり、資源燃料価格の高騰により人々の生活は予期せぬ変化を強いられています。

また、我が国を見てみますと、

2023年5月8日に新型コロナウイルスは感染法上の位置づけが「第五類感染症」へ移行され、 観光業や飲食業を中心としたサービス業は多様な変化を遂げながらコロナ前の活気を取り戻しつつあります。

思い返してみれば、新型コロナウイルスの蔓延という未曾有の事態ではありましたが、その逆境を乗り越えるべく急速にデジタル化が進み、 Webでの会議を誰もができるようになり、 場所を選ばず多くの人々が瞬時につながれるようなツールが広がった事など、 2019年には想像もつかなかった技術の発展や価値観の変化が多くの場面で見られるようになりました。

つまり、大きな逆風は新たな変革を起こすチャンスであり、我々はそのチャンスを迅速に捉える必要があります。

また、山陽小野田市においては、昨年4月に国内初のLABV手法により、A-Squareが誕生しました。この場所には山陽小野田商工センターがありましたが、 新たに産学官金の連携拠点として生まれ変わり、地域に賑わいが生まれようとしています。

我々山陽小野田青年会議所はこのまちの発展の為に62年間活動してまいりました。そして、その活動の中で多くの仲間と出会い、 その仲間とともに試行錯誤しながらも明るい豊かな社会の実現を目指し運動を展開してまいりました。

2025年も我々は「今日より明日」と、”まち”を”組織”を、”自分自身”をより良くし、地域に貢献し続ける事をお約束します。

基本理念

当たり前を当たり前にやる
その上で一つでも新しいコトに挑戦し続ける

2025年度スローガン
Better Tommorrow
~より良い未来を創る為に~


基本方針

  1. 失敗は成功の糧、挑戦をやめない
  2. 笑顔あふれる地域社会の実現
  3. 未来へつなぐ会員増強
  4. 地域団体との積極的な交流
  5. ワクワクする活動

失敗は成功の糧、
挑戦をやめないfirst

人生において、失敗は避けられないものです。

しかし、失敗を恐れて挑戦を避けることは、成長の機会を失うことに他なりません。失敗は単なる挫折ではなく、成功への重要なステップであり、学びの宝庫です。

成功者たちの多くは、数々の失敗を経験しています。

例えば、発明家のトーマス・エジソンは、電球を発明するまでに何千回もの失敗を繰り返しました。

彼はその度に新たな方法を試し、最終的に成功を収めました。

エジソンは「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ」と語っています。

この言葉は、失敗を前向きに捉え、挑戦を続けることの重要性を示しています。

また、スポーツの世界でも同様です。多くのアスリートは、試合での敗北や怪我を乗り越え、さらなる高みを目指して努力を続けています。

彼らは失敗を糧にして、自分自身を磨き、成長し続けるのです。

失敗から学ぶためには、まず失敗を受け入れる事が必要です。

失敗を恥じるのではなく、それを分析し、次に活かす方法を考えることが大切です。

そして、挑戦をやめないこと。

挑戦を続けることで、新たな可能性が開け、成功への道が見えてきます。

失敗は成功の糧です。

挑戦をやめないことで、私たちは常に成長し続けることができると確信しています。

笑顔あふれる地域社会の実現second

地方においてもっとも深刻なのが人口減少問題です。

人口減少を食い止めるためには流入を増やす、流出を防ぐ、出生をふやすしかありません。

さて、我々にできることは何でしょうか。

流入に一番影響があるのは大学や企業の誘致ですがすぐに我々の手で変えることは難しいと容易に想像がつきます。

では、「我々にできることは何だろう?」と考えると青少年が我がまちで生涯の体験や仲間を創り「このまちに過ごし続けたい」「このまちに戻ってきたい」と思っていただくことではないでしょうか。

笑顔あふれる地域社会の実現は一人ひとりの小さな行動から始まります。

お互いに支えあい、助け合うことで、私たちの地域はもっと素晴らしい場所になるでしょう。

未来へつなぐ会員増強third

昨年度は新しく多くの会員を迎えることができ、会員増に関して晴らしい実績を上げております。

新しい会員を迎え入れる事で新たな視点やアイデアがもたらされ、組織全体の活力が高まります。

しかしながら新しい会員を迎える事だけでは真の会員増強には繋がりません。

入会前に組織の魅力を明確に伝えることが重要です。

組織のビジョンやミッション、活動内容を分かりやすく伝え、組織の価値を理解してもらった上で入会していただくことが、入会すぐに全力で活動に邁進すること環境づくりに繋がります。

また、既存会員にもさらに青年会議所の魅力を感じていただくことも重要です。

組織に対してさらに愛着をもっていただくことにより、会員拡大の意識は格段に向上します。

青年会議所には「明るい豊かな社会」の実現の為に、優秀な人材をまちに排出し続けるという使命があります。

その使命実現の為、会員の拡大、そして限られた40歳までの時間でリーダーとなってまちに良い影響をもたらし続ける人材を育成していく必要があります。

小野田青年会議所に入りたいと自ら手を挙げていただく、そのような団体を目指して活動してまいります。

地域団体との積極的な交流fourth

これまでも小野田青年会議所は地域の団体や行政、大学や地元企業の多大なるご理解、ご協力をいただきながら歩みを進めてまいりました。

様々な団体と協力関係をより強固にすることで今までにない新しいアイデアで運動を展開することもできます。

これまでもこれからも様々な団体と交流の輪を拡げ、様々な分野で協力体制を作ることで「まちづくりの輪」を拡げると共に持続可能な組織へと一歩前に進めることが出来ると考えます。

ワクワクする活動fifth

新しいコトにチャレンジしていくとき、ワクワクしませんか?メンバーと一体となって成功を夢見るとき、ワクワクしませんか?

ワクワクする活動は、メンバーのモチベーションを高め、組織全体の活力を引き出します。

新しいプロジェクトやイベントを企画し、メンバー主体的に取り組むことで、達成感や喜びを共有します。

また、失敗を恐れずに挑戦する姿勢をもつことで、創造的なアイデアが生まれ、地域社会に新たな価値を提供できます。

我々はワクワクする活動を通じて、メンバー同士の絆を深め、地域にポジティブな影響を与え続けます。

結びにfinaly

2021年の4月に伝統ある小野田青年会議所に入会し、委員、副委員長、委員長、常任理事と毎年違う役職を経験させていただき、また2回の山口ブロック協議会への出向を経験させていただきました。

入会後1年間は青年会議所の意義や目的を正確にとらえておらず、私の中で何のためにという目的意識が今より薄かったのを覚えております。

そして2023年に改めてセレモニーの意味を勉強させていただく機会をいただき、青年会議所はメンバーに対し成長の機会を提供してくれる会議体だと学びこれまで行われてきた様々な体験が腑に落ち、 学ぶ姿勢やチャレンジする姿勢が醸成されていきました。

小野田青年会議所は”修練” ”奉仕” ”友情”の三信条のもと「明るい豊かな社会」の実現を目指して60年以上運動を展開してまいりました。

その中で、時代の変化と共に変わって来たこともあります。

しかし、変わらない”理想”を求めて何が必要か真剣に考え強烈な目的達成意識をもってこれまで邁進してまいりました。

失敗は成功の糧とは言いますが、本気で成功しようとしない計画に成功のもとがあるわけはありません。

Better Tommorow

~より良い未来を創る為に~

今日よりまちをより良くする。今日より組織をより良くする。今日より自分自身をより良くする。

「明るい豊かな社会」の実現のため、より良い明日に向かって一歩ずつ歩みを進めてまいります。

第63代理事長

藤田 征人