本年度スローガンslogan
ご挨拶greeting
第52代理事長
八橋 志暢
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新しい年を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し 上げます。
昨年は小野田青年会議所創立50周年に際しまして、皆様には多大なるご支 援とご協力を賜り、深く感謝とお礼を申し上げます。 さて本年度はスローガンを、 Active Action ~強い志を持って未来を切り拓こう~ と掲げさせていただきました。
この混沌とした時代、我々青年が強い志を持って、このまちを明るく、この組 織を価値のある強い組織とするために、未来を見据えて意欲的(Active)に行動 (Action)していくことが重要と考え、このスローガンを掲げました。
本年度は、本スローガンのもと組織力の強化に重点的に取り組むとともに、 引き続きまちづくり事業にも意欲的に取り組み、このまちの明るい未来に向か って、JCの3信条修練・奉仕・友情のもと「強い志とチャレンジ精神」 をもって、力強く活動していく所存でございます。
結びになりますが、小野田青年会議所は本年より法人格を一般社団法人とし て活動して参ります。引き続き2014年度一般社団法人小野田青年会議 所へご指導ご鞭撻をお願い申し上げるとともに、皆様方のご健勝とご多幸を心 からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。一年間どうぞよろ しくお願い致します。
はじめにIntroduction
昨年度、小野田青年会議所は創立50周年の節目を経ることができました。
これは、 多くの先輩方が培ってこられた歴史と伝統に感謝するとともに、新たな小野田青年会議 所の船出の年となりました。
また、昨年10月には、公益法人制度改革に伴い、社団法 人小野田青年会議所から一般社団法人小野田青年会議所へ法人格を移行申請し、実質的 には本年度から一般社団法人としてスタートを切ります。
今、小野田青年会議所は大きな課題に直面しています。
世代を担う若者の減少から会 員数が減少し、組織のバランスも、経験の差、年齢の差が極端に分かれ、組織として非 常にアンバランスで脆弱な状態となっています。
また、JCしかなかった時代からJC もある時代へと変化し、存在感も薄れてきております。
これらのことから、事業の制限、 組織力の低下、認知度の低下などの課題を抱えるようになりました。
しかし、私たちはそのような状況のなか、環境変化に左右されることのない、今も、 そしてこれからも、価値ある存在として期待される小野田青年会議所を作り上げていか なくてはなりません。
このような現状を、会員一人ひとりが深く認識し、自己の意識を変え、強い志を持っ て活動し「価値のある強い組織」を作り上げなければ未来はないと考えます。
未来志向first
【5年ビジョンのスタート】
私たちは、創立50周年を経て、次なる時代に向け5年ビジョン(NEXT INNOVATION ~小野田JC革新~)『※冊子内掲載』を策定しました。
この指針 は現状を厳しく捉え5年後に「価値のある強い組織」を作り上げるために設定したもの です。
これからは、これらビジョンを会員一人ひとりが常に意識し、5年後の小野田青年会 議所を強くイメージして着実に進めていくことが必要となります。
そこで、本年は5年ビジョンスタートの年として、組織基盤となる「組織力の強化」 に重点を置き、未来に志を向けアクティブに行動して参ります。
組織づくりsecond
組織の強化には、内部環境の整備が重要と考えます。
【JC・仕事・家庭のバランスづくり】
先行きが不透明な経済情勢の中、私たちはJC活動を行うには大変厳しい状況にあり ます。
このような状況のなか、まずは仕事と家庭をしっかりしていくことが活動を行う には不可欠となります。
仕事が不安定で、家庭のサポート無くしては活動を充分には行 えません。
そのために、既存の活動内容を見直し、努力する価値があること、達成感が あることに集中して取り組める環境を作り、JC・仕事・家庭のバランスが取れた、身 の丈にあった組織運営を行って参ります。
【活動しやすい環境づくり】
時間は有限であります。仕事と家庭とのバランスを取りながらの活動は時間に限りが あります。
もちろん、全てにおいて効率的に動き、時間を作り出すことも勉強ですが、 それ以上に、貴重な時間を如何に充実した時間にするかが重要となります。
そのために は「事にあたって集中力を発揮」し「メリハリを持って活動」することが求められます。
会員はそのことを自覚して活動し、また、互いの置かれている環境を理解し合いながら 活動しやすい環境を作って参ります。
【未来を見据えた効率的な組織運営の構築】
会員数の減少により、予算不足、人出不足にあるなか、その課題を克服するべく形を 考え、未来の基盤となる組織運営を構築して参ります。
【効果的な事業実施のために】
まちづくりという運動体を通して成長する団体として、その機会を作り出すことが必 要不可欠です。現在、会員の減少によりあらゆる面で縛りが出てきている中、皆で知恵 を出し合い、如何にしてその機会を作り上げていけるのか、また如何にして効果的な活 動ができるのかを考え行動して参ります。
以上、JCの良き伝統を守りつつ、時代にあった組織運営を構築して参ります。
ひとづくりthird
現在、全国の平均在籍年数は4年5カ月となっています。小野田青年会議所において も同様で、在籍年数の短い、経験の浅い会員が6割を占め大変アンバランスで脆弱な状 態になっています。
さらにこれからはもっと比率が上がっていくと同時に、経験豊富な 会員も卒会していきます。しかし一方では、今年の卒会者をもって当分の間は卒会がな い安定した時期に入っていきます。
だからこそ、いま会員の資質を向上しておくことが 大変重要だと考えます。
【想い溢れる強い志を持った人財の育成】
このような中、まずは何事も「経験」を積むことが大切と考えます。経験なくしては 気づきも学びも、何も得るものはなく成長はありません。
それだけに私たちは、失敗を 恐れず積極果敢なチャレンジ精神を持って行動していくことが重要と考えます。そこに は多くの苦しみや困難が待ち構えているかもしれません。
しかし、それを成し遂げた者 には大きな感動と大きな成長があり、それにより、まちを想い、自信と誇りに満ち溢れ た志を強く持った真のリーダーとなる人財が育つと考えます。
そのようなことから、本年は責任ある立場を多くし、他人任せでなく、自ら考え自主 的に行動する機会を設けるとともに、事業では、多くの団体、多くの市民と積極的に関 わりを持ち、共に地域の活性化、問題解決に努め、そのなかで積極果敢にリーダーシッ プを発揮して参りたいと考えます。
そうすることで自ずとJCの魅力にも出会うことが 出来ると考えます。
以上、会員の成長が、職場の成長、小野田青年会議所の成長に繋がり、ひいてはこの まち山陽小野田市の成長に繋がる。そして「明るい豊かな社会」の実現に繋がる。私は そう確信しております。
ともづくり・仲間づくりfourth
【未来へ続く生涯の友を探して・・・】
多くのともを作れるのもJCの大きな魅力の一つです。一つの目的に対して真剣に意 見し合い、切磋琢磨し、共に同じ目標に向かって活動していくことで「絆の強い生涯の とも」を作ることができます。
また、多くの人との出会いから人脈を広げることも出来 ます。そして、自らの意思で世界・日本・中国地区・山口と友情の輪を広げることも出 来ます。
そのためには、自らが積極的に行動し、自らの手でチャンスを掴むしかありません。 本年は、出向はもとよりブロック事業への参加を積極的に促します。自らの手で一人で も多くのともをつくり、人的なネットワークを広げて頂きたいと考えます。
【未来を担うJAYCEEの拡大】
組織を活性化していくには多くの仲間(とも)が必要です。「価値のある強い組織」 を作り上げる為に、共に青年らしく、共にJCに入って良かったと実感できる活動を行 い、未来を担う、志を同じくする仲間(とも)をつくって参ります。
まちづくりfifth
【このまちの未来を創造するJC運動事業及び公開例会の実施】
青年には未来を切り拓く責任があります。 小野田青年会議所は、今後も、その時代の課題を見極め、より地域に密着した運動を 行い「明るい豊かな山陽小野田」実現のため活動を展開して参ります。
以上、「価値のある強い組織」をつくりあげるために、そして「明るい豊かな社会」 の実現のために、「強い志とチャレンジ精神」を持って、少数精鋭、力強く一年間邁進 して参ります。一年間宜しくお願い致します。