平素より、一般社団法人小野田青年会議所の運動・活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2025年度は
「Better Tomorrow 〜より良い未来を創る為に〜」
をスローガンに掲げ、地域の未来を見据えたまちづくり、人づくり、組織づくりに全力で取り組んでまいりました。

9月には、山口東京理科大学にて
「I LOVE SANYO-ONODA 2025 スマイルアドベンチャー
なんこしっちょる？地元の魅力」
を開催いたしました。本事業では、地元の中学生に自らの校区の魅力を発信していただき、何気ない日常の中にある地域の価値を再発見し、それを地域の皆様へ発信する取り組みを行いました。

この取り組みを通じて、未来を担う地域の学生が地元に興味と誇りを持つきっかけを創出するとともに、地元の大学や大学生、地域で活躍する企業人、行政関係者と直接触れ合う機会を提供することができました。楽しみながら学び、地域とのつながりを実感できる場を創造できたことは、本年度を象徴する大きな成果であると考えております。

また、組織運営の面においては、会員一人ひとりが主体的に考え、行動し、挑戦できる組織づくりを意識してまいりました。会員拡大活動にも力を注ぎ、最重要課として新しい仲間を迎え入れる仕組みづくりに励みました。
経験や立場の違いを超えて意見を交わし、共に悩み、共に成長する姿こそが、青年会議所の持つ大きな価値であると、改めて実感しております。

決して順風満帆な一年ではありませんでした。事業の在り方や地域との関わり方、組織としての課題に直面し、立ち止まり考える場面も多くありました。しかし、その一つひとつの経験が会員の成長につながり、組織としての底力を高める糧となりました。
失敗を恐れず挑戦し続けたからこそ得られた経験であり、次年度へとつながる大きな財産であると確信しております。

本年のすべての活動が無事に遂行できましたのも、行政関係者の皆様、地域諸団体の皆様、OB・OGの先輩諸兄姉、そして日頃より小野田青年会議所を支えてくださる地域の皆様のご理解とご協力があってこそであります。
結びに、本年一年のご厚情に心より御礼申し上げますとともに、本年度の運動が、今後の山陽小野田市の未来を支える一助となることを願い、皆様のご健勝とご多幸、そして地域のさらなる発展を心より祈念し、2025年度年末のご挨拶とさせていただきます。

令和7年12月31日
一般社団小野田青年会議所
第63代 理事長
藤田 征人